家庭の財政学

生命保険

 

生命保険と公的保障

生命保険の種類

ライフスタイル別保険加入&見直しのポイント

保障の見直し方法

畠中雅子 先生

執筆:畠中雅子(ファイナンシャルプランナー)

大学時代にフリーライター活動をはじめ、マネーライターを経て、出産を機にファイナンシャルプランナーとなる。大学院の修士課程では「生命保険会社の会計システム」について、博士後期課程では「金融制度改革」の研究を行う。現在は雑誌・新聞・インターネットなどに多数の連載を持つほか、セミナー講師、講演、個人のマネー相談、金融機関のアドバイザー業務などを行う。二男一女の母としての、生活実感あふれるマネーアドバイスに定評がある。

筆者からのコメント

家計を支えている人が亡くなるなど、万一のことが起こった場合に、遺族の生活を支える役割を担うのが生命保険です。いざというときに受け取れる死亡保険金額によって、遺族の“その後の生活レベル”が大きく左右されることが多いのも現実です。
そんな生命保険ですが、必要な保障額や保険期間は、独身、既婚、子供の有無、貯蓄額などによっても異なります。シングルの場合、死亡保障はそれほど必要ありませんが、家族を養っている人はある程度まとまった金額の死亡保障に加入することが欠かせません。また働いている女性はもちろん、専業主婦であっても、学業期のお子さんがいる場合は、多少の死亡保障は得ておいた方が安心。闘病の末に妻が亡くなると、医療費やお葬式代などで貯蓄が減った中で、遺された父子は再出発をしなければならないからです。
必要な保障は、ライフスタイルの変化や時間の経過とともに変わっていきます。結婚、出産、転職、住宅購入、子どもの独立など節目ごとに見直しをしていきましょう。
最近は「収入が減ったので保険料を減らしたい」というご家庭も多いですが、貯蓄が十分でない場合には保障を減らしすぎないように注意するのも大事。通信販売やネット経由で加入できる保険や、健康体割引などによって同じ保障額でも安い保険料で加入できる可能性があるので、自分の条件でできるだけ安く加入できる保険を探しましょう。
加入の経路としては、保険会社のレディさん(営業職員)から加入するほか、保険の乗り合い代理店(複数の保険会社の商品を取り扱っている窓口)や銀行の窓口で加入するケースも増えてきています。ネットで保険料の比較ができる保険も増えていますので、自分の条件で、できるだけ有利に入れる保険を見つける努力が求められていると言えるでしょう。

 

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