家庭の財政学

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高橋政実 先生

執筆:高橋政実(証券アナリスト)

証券アナリスト、1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(R)認定者、行政書士。証券会社勤務を経て2000年1月に独立開業。投資セミナー・金融系資格講座等の講師、書籍・雑誌等への執筆などを精力的に行っている。2007年4月、株式会社すばるFPサポート設立。主な著書に、『はじめての株式投資〜失敗しない必須条件』(集文館)、『ユーキャンの証券外務員二種ポイントレッスン』『ユーキャンの証券外務員一種速習レッスン』などユーキャンの証券外務員シリーズ7点(自由国民社)、『失敗しない投資アドバイス法』(近代セールス社、共著)など。

筆者からのコメント

2013年前半は、アベノミクス効果による景気上昇への期待感から株価が大きく上昇、為替も一時1ドル100円を超えるなど、リーマンショックや東日本大震災などの影響で落ち込んでいた資産運用を取り巻く環境が一変し、お金の流れが再び活発になりました。しかし、5月下旬には株価が急降下、その後は乱高下が続き、落ち着かなくなった投資家が少なくありません。春先にかけてのイケイケ相場に踊らされて投資を再開した人もいますが、なりふりかまわず儲けようとしてもうまくいくはずはありません。お金を殖やすにはそれなりのリスクをとらなければならない仕組みになっているからです。

一方、お金を安全に運用しようとするならば、運用先にリスクをとってもらうことになります。銀行に預金してもそれなりの利息しか手に入らないのは、銀行が集めた預金を元に融資を行ったり有価証券などで運用したりすることでリスクを負っているからです。

また、どの程度のリスクをとれるかによってお金の殖やし方は異なります。現在は、ライフプランをベースに運用しようとするお金のリスク度に応じた金融商品が十分すぎるほどそろっています。住宅購入資金や教育資金など、目先使う予定のあるお金はあまり大きなリスクをとるわけにはいきませんが、若い人の老後資金など実際に使うまで時間的に余裕のあるお金は、ある程度のリスクをとって運用することも可能です。

ただし、リスク度は「どのくらい余裕のあるお金なのか」ということだけでは判断できません。本文では殖やすための代表的な金融商品を紹介していますが、ライフイベントから考えられるリスク度だけでなく、投資経験や性格、さらには心の余裕があるのかどうかも考えながら運用方法を検討することが大切です。

 

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