家庭の財政学

万一のときに保障がある外貨建て年金

外貨建てで有利に運用するには

外貨建て年金と聞くと、為替が変動するイメージから変額年金保険だと思われがちですが、外貨建ての「定額年金保険」が中心です(一部、変額年金保険も取り扱われています)。一般的に、払い込んだ保険料は全額積立金に投入され、外貨建債券などで運用されます。満期保険金・年金・解約返戻金などを円で受け取る場合は為替変動の影響を受けるので、基本的には為替リスクがあるものの、円建ての定額年金保険と同様の仕組みになっています。また、万一の場合には運用成績に関らず円ベースでの払込み保険料が最低保障されているのが一般的です。

外貨建て個人年金保険は円建ての個人年金保険に比べて運用期間の短いものが多く、外貨での受取りを選択できるので、海外留学や海外移住を考えている人にとっては、将来の為替変動リスクに備えることができます。取扱い通貨も米ドルだけでなく、ユーロ、オーストラリア・ドルなどに広がっており、通貨の分散も可能です。

積立型の外貨建て個人年金保険は、月払い保険料を円建てで一定にする特約の付いたものが一般的で、為替リスクが軽減され、株式累積投資制度や積立型投資信託のようにドルコスト平均法のメリットを受けることができます。また、一定の要件を満たした場合、毎年の保険料が個人年金保険料控除の対象になります。

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