家庭の財政学

出し入れ自由で為替手数料が安い外貨建てMMF

外貨建てで有利に運用するには

外国投資信託(外国投信)はファンドの国籍が外国にあって、その国の法律に基づいて設立されたものです。ほとんどが米ドルやユーロなど外貨建てで設定されていますが、円を含むすべての通貨建てが可能です。

外国投信の中で比較的ポピュラーな商品が外貨建てMMFです。外貨建てMMFは、格付けの高い短期の債券や短期金融市場を中心に運用しており、円建てのMMFと違って、30日未満で解約してもペナルティはありません。取扱い通貨は、米ドル、ユーロ、オーストラリア・ドルなどがありますが、各金融機関によって異なります。

また、外貨建てMMFは、主に次の点が外貨定期預金と異なります。

・ 為替手数料が米ドルで片道50銭など比較的安い(TTSとTTBの差が小さい)
・ 最低預入金額・単位が小さい(米ドルの場合10米ドル以上1セント単位、他の通貨も10通貨単位が一般的)
・ 取り扱っているのは一部の銀行や証券会社などで、外貨預金に比べて窓口が少ない
・ 実績分配方式なので現地通貨ベースでも元本保証はない
・ いつでも換金できる
・ 換金による為替差益は非課税(2016年以降は課税される予定)(外貨預金は雑所得)
・ 直接外貨の現金やトラベラーズチェックとして受け取ることはできない

なお、外国投信はファンドの国籍が外国なので、国内の営業日でも現地が休日の場合は取り扱いを行わないことがあり、注意が必要です。

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