家庭の財政学

高い人気の上場投資信託

星の数ほどある投資信託の選び方

最近はETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)など取引所に上場されて株式と同じように売買できる投資信託の数も増え、内容も充実しています。

1. ETF

ETFは、株価指数など特定の指数や指標に連動することを目的に設定された投資信託ですが、一般の投資信託と違って、株と同じように証券取引所を通じてリアルタイムで売買ができます。注文の仕方も株と同じで、指値注文や成行注文などの方法によります。信用取引もできるので、下落相場のときには売りから入って下がったところで買い戻すと利益を出すことができます。

最近、売買単位が引き下げられ、一般に日経平均(日経平均株価225種)に連動するタイプでは1口単位から、TOPIX(東京証券取引所第1部上場銘柄の平均)に連動するタイプでは10口から売買できます。たとえば、日経平均が12,000円の場合は約12,000円、TOPIXが1,000円の場合は約10,000円で購入できます。

また、ETFは日経平均やTOPIXに連動するタイプを中心に取引されていますが、近年は、業種別など特定の株価指数に連動するタイプ、海外株価指数連動型や商品連動型なども設定され、その種類が増えています。したがって、ETFを活用するだけでさまざまなタイプの資産に分散投資をすることができます。ただし、他の指数や指標に連動するタイプの中には、売買高が極端に少ない銘柄もあり、流動性だけではなく、上場が維持できなくなるリスクにも注意が必要です。ETFを買う前に経済新聞やインターネットなどで、どのくらい売買されているのかを確認してみましょう。

2. REIT

REITは、投資家から広く集められた資金をオフィスビルやマンションなどに投資して、その管理・運営により生じた収益を分配する仕組みの商品です。株や債券などと異なった動きをするので、ポートフォリオに組み入れることで、より分散効果が働きます。

REITは証券取引所に上場され、上場株やETFと同じように売買することができます。不動産の賃料収入が通常長期契約であることから比較的安定した配当が期待できるため、価格が下落した場合には配当利回りが高まることにより下支え機能が働くというメリットがあります。ただし、空室率が高くなると現状の配当が維持できなくなるリスクもあります。さらに、株式会社と同様に破綻するリスクや、経営の悪化により価格が著しく下落することもないわけではありません。

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