家庭の財政学

いくつか口座を開いてみる手も

株を始めるには

それから、株式投資には情報が欠かせません。特に頻繁に売買する人は、スピーディーな情報収集が求められます。パソコンやスマホなどで収集できる情報の量・質も証券会社を選ぶ条件の一つになります。

最近は、株価の動きやニュースなど単純な情報については業者による格差は少なくなってきましたが、情報を分析して提供している証券会社のなかには、会員限定など別料金をとるところもあります。

また、自分にとっての使い勝手のよさもポイントです。一般的に東京証券取引所に上場している株は、どこの証券会社でも売買できますが、福岡や札幌など地方の証券取引所に上場している株は取り扱っていない証券会社があります。さらに、外国株、ミニ株、るいとうなどの取引を考えている人は、あらかじめこれらを取り扱っている証券会社で口座を開設したほうが便利です。会社員など日中は株価を見ることができない人には、注文した株の売買が成立したかどうかを携帯電話やスマホなどですぐに知ることができるサービスのある証券会社は利用価値があります。

さらに、取引方法に関する問い合わせや不測の事態に備えて対応する人員の数も、会社によってさまざまです。投資に関する相談に乗ってくれるところは少ないのですが、システムや事務的なことへの対応力の違いはかなりあります。2013年前半の大相場では、システムが一時ダウンしたり、人手不足で注文や問い合わせへの対応が遅延する証券会社もありました。

初心者がネット取引をする場合、コールセンターのサポート体制が大きなポイントです。電話がかかりづらい証券会社は、いざというときに役に立たない恐れがあります。一般の問い合わせとは別に「お客さま専用ダイヤル」を設けている証券会社をお勧めします。

なお、セキュリティ面やシステムとの相性など、実際に口座を開いてみないとわからないこともありますが、多くの証券会社では口座を開くだけなら無料ですので、いくつか開いてみて情報提供力や使い勝手を比べてみるとよいでしょう。

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