家庭の財政学

単利と複利

知っておきたい「貯める」ための知識

貯蓄商品には金利のつき方で、単利と複利があります。
貯蓄商品は、預けられたお金に対して利息がつきます。例えば、100万円の元本に対して、年利2%であれば、


100万円×2%=2万円

1年後には2万円の利息がつきます。ここから税金が引かれますが、今回の話では無視します。単利の場合は、翌年もまた、元金の100万円に対して利息がつきます。翌年も


100万円×2%=2万円

となり、2万円の利息がつきます。
複利の場合は異なります。1年目は同じなのですが、2年目以降が異なります。


2年目:(100万円+2万円)×2%=2万400円
3年目:(100万円+2万円+2万400円)×2%=2万808円

となります。毎年の利息が元本に組み込まれ、その合計に2%の利息がつきます。
ちなみに、100万円を2%で10年間運用した場合、単利だと合計120万円となります。対して、複利だと121万8,994円となります。

同じ金利でも、単利よりも複利の方が将来もらえる金額は多くなります。運用の期間が長いと、その差はますます大きくなります。金利が高いとさらに差は大きくなります。一般に、債券は単利のものが多く、預貯金は複利のものが多くなっています。


★6 100万円を2%で運用した場合の単利と複利の資産額
★6 100万円を2%で運用した場合の単利と複利の資産額
筆者作成

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