家庭の財政学

債券の買い方

貯蓄商品のいろいろ

銀行に行けばいろいろな種類の預金があり、好きなものに預けることができます。保険商品もいつでも申し込みができます。投資信託は、一定期間だけのものもありますが、人気商品は大抵いつでも購入することができます。それに対して債券は、発行された時しか買うチャンスがない、というのがデメリットであり、馴染みにくい原因になっています。

ある企業がお金を集めたいと思い、債券を発行します。その時に債券の金利、満期までの期間、販売単位が決まり、すぐに募集開始です。1〜2週間販売され、すぐに販売終了となります。購入代金を指定された期日までに払い、購入手続きは完了です。次回の販売予定はまったくわかりません。定期的に発行されるわけでもないのです。また、扱う証券会社も一部だけですので、あまり目立ちません。

格付けの割に金利が高いなど、条件がよい場合は、1〜2日で売り切れることも珍しくありません。それだけに、常にアンテナを張っておかないと、条件のよい債券を入手することはできません。証券会社の担当者に、こちらの意向をしっかりと伝えておくとよいでしょう。好条件の債券はすぐに申し込まないと売り切れてしまうのですが、あわてて買うのも考えものです。途中売却は価格が下がってしまうことも少なくないだけに、慎重に考えたいものです。その点、個人向け国債は定期的に発行されているので、購入がしやすいです。売り切れることもありますが、3カ月もすると次回の発行となります。

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