家庭の財政学

貯蓄の平均値と中央値

お金を貯めるコツ

わが家の貯蓄額は、平均と比べて多いのか少ないのか。気になるところですが、なかなかお金の話はしにくいものです。家計相談でもよく聞かれる質問です。

政府の統計データから見てみましょう。総務省の「家計調査」という統計によると、平成24年の貯蓄額は★1のようになっています。



★1 二人以上世帯の貯蓄額
二人以上世帯の貯蓄額

※中央値を求める際には、金額が「0」の世帯は含めていない。
総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)平成24年平均結果速報」より作成

二人以上の世帯では、貯蓄額の平均値は1,658万円となっています。リタイア世帯などを除いた「働いている人がいる二人以上の世帯」ではもう少し低く、1,233万円です。意外に高い金額です。これは、一部の資産家のために平均値がつり上がっているためです。

そこで、中央値というものを算出してあります。中央値とは、100人いるうちの50番目の人の数値です。二人以上の世帯では1,001万円、「働いている人がいる二人以上の世帯」では757万円となっています。このあたりが、一般的な貯蓄額と考えてよいでしょう。

ただ、「働いている人がいる二人以上の世帯」では、貯蓄額が100万円未満の割合が12.8%もいます。そして、4割近くが500万円未満となっています。大半の人は、ほどほどの貯蓄で日々やりくりしている、ということのようです。

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