家庭の財政学

相続財産の評価の仕方

相続税について

相続税の計算で最も重要なのは相続財産の価額の評価でしょう。遺産総額をいくらと評価するかによって、税額が決まります。実務上、相続税法や財産評価基本通達に従い、財産それぞれの種類ごとに価額の評価をします。
相続財産の大半を占めるのが土地です。路線価方式または倍率方式という方法で評価します。
土地については「小規模宅地等の評価減」という重要な規定があります。被相続人または被相続人と生計を一にしていた親族が事業用または居住用としていた宅地については、一定面積までは評価額の一定割合のみを課税価格に算入することとされています(★4)。
たとえば、相続税評価額1億円の土地(70坪)に被相続人の配偶者が引き続き住み続ける場合には、課税価格に算入する金額は2,000万円と大幅に減額されます。

平成27年1月1日以後相続開始分については、このうち特定居住用宅地等について、330m²まで限度面積が拡充されます。

★4 小規模宅地等の評価減
小規模宅地等の評価減

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