家庭の財政学

55歳から60歳に満期を設定

50代こそ積極的に貯める

30代、40代で小額の積み立ての癖をつけておいたのが、50代に花開きます。ゆとりがあれば55〜56歳頃から60歳に向けて毎年満期が来るように設定しておくのもいいでしょう。
男性は、収入額の多さを自分の価値と感じていることも多いので、50代の収入の減少で老いを感じる人もいます。子離れにより実際は支出も減少するので家庭経済はなんとかなるケースが多いのですが、55歳からの満期設定は、夫婦にとって心理面からのカンフル剤になります。毎月の収入に余裕があれば、50代からドルコスト平均法を利用して、ノーロード(購入時の手数料ゼロ)の投資信託などを10年から15年くらいの長期計画で毎月2〜3万円購入して運用してもよいでしょう。長期間の分散投資によりリスクを抑える効果が味わえます。保険商品と違っていつでも部分的に解約自由ですが、あくまでもリスク商品であるとの認識は必要です。ちなみに単純に50歳から月3万円ずつ積み立て70歳で1,000万円以上にするには年4%、65歳で1,000万円にするには9%の運用が必要になります(★13)。

★13 目標積立額を決めて、運用利回りを考える
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目標積立額を決めて、運用利回りを考える
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