家庭の財政学

家庭にも求められる危機管理能力

老後資金の考え方

危機管理能力が問われるのは何も政治家に限りません。むしろ、弱い立場にある家庭こそ、ちまたにあふれる情報を選択し危険やリスクを敏感に察知する感性が必要です。何も考えずに、何も行動しなくても何とか暮らせた時代は終わりつつあります。
たとえば老後は投資の運用益で豊かに暮らす夢は、長引く低金利で夢と消えたのはご存知のとおりです。今、久方ぶりに投資環境も活況化しつつありますが不安定なのは否定できません。夫が妻を扶養して配偶者控除を受け、かつ妻の社会保険料負担のないパート就労を選んでも、失業や離婚で簡単に平和は崩れます。仕事場は必ずある、心は不変、税・年金制度はずっと同じという前提条件の脆さを知り、変化に対応できる態勢づくりも大切です。

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