家庭の財政学

傷害保険の特徴と種類

傷害保険について

日常生活に発生するさまざまな事故により、180日以内に死亡または後遺障害となったり、ケガをした場合に保険金が支払われますが、保険金が支払われる対象となるのは、「急激かつ偶然な外来の事故」に限られます。入院は180日、通院は90日を限度として、実際の損害額ではなく、あらかじめ定められた保険金が支払われます。

<急激とは> 突発的で、原因から結果まで時間的間隔がないこと
<偶然とは> 予知できないできごとであること
<外来とは> 身体の外部からの作用であること



★16 傷害保険の保険金が支払われる例、支払われない例
支払われる例支払われない例
・走っていて転倒し、足を骨折した
・火災の煙にまかれて窒息死した
・料理中、やけどをした
・自転車で転倒した時のケガが原因で破傷風にかかった
・海外旅行中、階段でころび負傷した
・海水浴で溺死した
・海外旅行中、地震に遭いけがをした(海外旅行傷害保険)
・泥酔状態の運転で事故を起こし、けがをした
・脳卒中により転倒しケガをした
・雪道を歩いていて、しもやけにかかった
・飲食店で食べた料理で細菌性食中毒にかかった
・新しい靴で長時間歩いたため靴摺れを起こした
・地震で倒れた木の下敷きとなりケガをした


補償する範囲がもっとも広く、一般的なものは「普通傷害保険」です。国内・国外を問わず、家庭内、職場内、通勤途上、旅行中など日常生活において起こる「急激かつ偶然な外来の事故」が対象になります。支払われる保険金には、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金、手術保険金があります。1枚の保険証券で、家族全員、夫婦、父と子、母と子などで契約することもできます。(「家族傷害保険」)

また、交通事故(乗り物に搭乗中の事故、乗り物との接触・衝突などの事故、駅構内の事故など)や、建物火災により被った傷害に限定した傷害保険を「交通事故傷害保険」といいます。これを、家族単位で契約したものが「ファミリー交通事故傷害保険」です。

旅行中の事故を保障するものには、「国内旅行傷害保険」や「海外旅行傷害保険」があります。どちらも、自宅を出発してから帰宅するまでが保険期間になります。「海外旅行傷害保険」は、基本的に実損填補で、特約を付けることにより、「疾病治療費用保険金」および「疾病死亡保険金」も補償され、また、「賠償責任損害」「携行品損害」「救援者費用」などをカバーする特約をつけることもできます。

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