家庭の財政学

自動車保険の動向

自動車保険について

リスク細分型の自動車保険が発売されるようになって、約16年。それまでは、どの保険会社で加入しても保険料は一律でした。今は、車種や付属機能の有無の他、運転する人の年齢、性別、免許証の色、走行距離、使用方法など、それぞれの運転状況やリスクの大きさにより保険料が算出され、さらに保険会社によっても保険料が異なっています。
また、補償内容も一律ではないので、単に保険料だけでは正確な比較はできません。

商品内容や補償内容はどんどん変わっていますので、更新時期が来るたびに前年同等内容で何となく更新していると、一体どんな補償内容であったのかわからなくなってしまいます。保険金の「支払い漏れ問題」も、保険会社側の責任はあるにせよ、契約者自身も「自分が加入している保険の補償内容をきちんと把握する」ことは必要です。そして、契約に際しても、「保険は選ぶもの」であることをしっかり認識しましょう。

各社、保険料の改定(値上げ)が相次いでいます。今後も値上げは続くと思われます。値上げ幅も、条件の悪い契約はより大きくなっています。
高齢者の保険料が高く設定されるようになりました。加害者としての高齢者の増加がその要因です。高齢化の影響が自動車保険にも及ぶようになってきました。

ネット代理店など、販売チャネルは今後ますます増えていくでしょう。各社の保険料も簡単に比べることができるようになりました。しかし、保険料だけで比較することは危険です。前提条件や補償の内容が同じではないからです。
いざという時に役に立つ保険にするために、必要な補償はしっかり付保するスタンスが大切です。

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