家庭の財政学

自賠責(強制)保険ってなに?

自動車保険について

自賠責保険とは、自賠法(自動車損害賠償保障法)によってすべての車(四輪だけでなく、二輪、原動機付き自転車も含みます)に加入が義務づけられている強制保険です。これは、自動車の保有者・運転者が運行によって、他人の身体・生命を害した時に、法律上の損害賠償を負担することによって生じた損害に対して、保険金が支払われるものです。物損事故には適用されません。

死傷者1名あたりの支払い限度額は★10のとおりです。自賠法は民法に優先するため、事故があった場合、加害者は無責3条件をすべて立証しない限り賠償責任を負わなければならないとされています。被害者不利の民法に比べて、被害者有利の法律です。



★10 自賠責保険死傷者1名あたりの支払限度額
死亡事故死亡による損害(将来得られるはずの収入・葬儀費・慰謝料など) 3,000万円
死亡にいたるまでの傷害による損害(結果的に死亡に至るまでのケガの治療費など) 120万円
傷害事故傷害による損害120万円
後遺障害による損害75万円(14等級)〜4000万円(1等級)

無責3条件とは次の3点です。

1. 運行共用者および運転者が自動車の運行について注意を怠らなかったこと
2. 被害者に故意・過失があったこと
3. 自動車に欠陥がなかったこと

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