家庭の財政学

生活保障保険

生命保険の種類

死亡保険金を一時金ではなく、年金形式で毎年、あるいは毎月などに分割して受け取れる保険です。会社によっては、「収入保障保険」、「家族収入保険」などと呼んでいるケースもあります。定期保険と同様、掛け捨ての保険なので、一定の保険期間内に死亡した場合のみ保険金が支払われます。単体の保険として販売されているほか、終身保険や定期保険に特約としてこの保険を組み合わせられる会社もあります。

保険金を分割して受け取る期間は10年や20年などにあらかじめ決められているもののほか、亡くなった日から保険期間満了日までの期間とするものがあります。ただし2年や5年など、最低保証期間が設定されているので、満期に近づいた時点で亡くなっても、最低保証分の死亡保険金はもらえます。保険金を一時金でもらっても預け先に困ってしまうという人には、分割して少しずつ受け取れるのは、使い勝手がよいでしょう。また、同じ保険金額の場合でも、一括で受け取るタイプより若干ですが、保険料が安くてすみます。

ただし、死亡保険金を分割で受け取る場合には、雑所得扱いになり、給料やパート収入などがあれば合算され所得税・住民税の対象となる可能性があります。死亡保険金が受け取ったほうが、税金(相続税)面で有利になるケースもあるので、受け取ることになった場合は、一時金で受け取る方法も検討してみるとよいでしょう。

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