家庭の財政学

返済額を減らすなら返済額圧縮型を活用

住宅ローンの見直し

ただ、総返済額でトクするのもいいけれど、それより当面の返済額を減らしたいという人もいるかもしれません。その場合には、返済額圧縮型の繰り上げ返済を実行します。

★21にあるように、期間短縮型と同じように返済開始1年後に約103万円を繰り上げ返済すると、それまでの毎月返済額11万5,455円を11万1,425円に減らすことができます。年間にすれば5万円近い減額ですから、多少は返済もラクになるでしょう。



★21 返済額圧縮型の繰上げ返済の仕組み
返済額圧縮型の繰上げ返済の仕組み


この繰り上げ返済、金融機関が最低単位などの条件を定めています。金融機関によっては一定額以上といった金額を決めているところもあれば、1円からOKのところもあります。ただ、いくら1円からOKであっても、手数料が高いとある程度金額がまとまってからのほうがいいでしょう。最近ではフラット35のように繰り上げ返済手数料無料のローンも少しずつ増えていますが、通常は変動金利型で5,000円ほど、固定期間選択型で3万円から5万円程度かかります。事前に手数料を調べておいて、より効果的な繰り上げ返済を行うようにしてください。

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