家庭の財政学

売却して利益がでても3,000万円の控除が

住宅ローン控除

買い換えの人だと、売却してトクしたりソンしたりすることがあります。

バブルのピーク前後やその後に買った人だと、まず利益が出る人はいないでしょうが、それ以前に買った人、また親から相続した家などを売却したときには利益が出る可能性があります。細かな計算はありますが、大まかにいえば買ったときの金額より高く売却した場合には、その利益に対して不動産譲渡にかかわる所得税・住民税がかかってきます。

しかし、マイホームの場合には「居住用財産の3,000万円特別控除」を利用することができます。つまり、利益が出ても3,000万円までは非課税で、それを超える部分のみが課税対象になるわけです。保有期間が10年を超えているときには、課税所得6,000万円までは所得税が10%、住民税4%の合計14%です。6,000万円を超える部分は税率が高くなります。

ただ、この特別控除を利用すると先のローン控除が利用できなくなります。3,000万円控除を利用して節税できる金額と、買い換え後にローン控除で返ってくる税額とを比較検討して、どちらが得策なのかを調べておく必要があるわけです。

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