家庭の財政学

その3 ボーナス返済はできるだけ少なくする

住宅ローン返済方法のポイント

もう一つ、ボーナス返済をどうするのかという選択があります。フラット35では元金の4割まで、その他の多くの金融機関では5割までボーナス返済に回すことができます。

気をつけたいのは、ローン破綻の多くは、このボーナス返済のつまずきがもとになっているという点。ボーナスは会社の業績、個人の実績によって変動する要素が大きいので、できればボーナス返済はしないで、毎月分だけで返済できるようにしたいところです。

実際、★15のように、このところボーナス返済を利用している人は急速に減少しています。ボーナス返済の怖さを実感する人が増えているのと同時に、ローン返済はあってもボーナスは生活のゆとりのためにとっておきたいという人が増えているのではないでしょうか。



★15 住宅の形態別のボーナス返済利用者の割合(単位:%)
住宅の形態別のボーナス返済利用者の割合(単位:%)


年に1回家族で海外旅行とまではいかなくても、国内旅行程度は楽しみたいという人が増えているように思います。ローン破綻に陥らないためにも、そうしたゆとりは必要でしょう。

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