家庭の財政学

その1 元利均等返済か、元金均等返済か

住宅ローン返済方法のポイント

住宅金融支援機構と民間が提携したフラット35では、元利均等返済と元金均等返済のどちらかを選択することができます。銀行などの民間金融機関では元利均等返済が中心で、元金均等返済を利用できないところが多かったのですが、最近では元金均等返済を利用できる銀行も増えています。

両者の違いは★13にあるとおり。元利均等返済は金利が同じであれば完済するまで毎回の返済額が変わらない仕組みです。当初の返済額は少なくてすみますが、その分元金がなかなか減らず、完済までの総返済額は元金均等返済より多くなってしまいます。一方、元金均等返済は当初の返済額は多いものの、当初から元金が着実に減っていくので、やがて毎回の返済額は元利均等返済より少なくなり、完済までのトータルでみると元金均等返済のほうが少なくなります。



★13 元利金等返済と元金均等返済の違い
元利金等返済と元金均等返済の違い


ですから、当面の返済が不安、とにかく当初の返済額を少なくしたいという人なら、元利均等返済を選択するのが無難ですが、ある程度の余裕のある人なら元金均等返済を選ぶのが得策です。ことに、将来は買い換えたいと考えている人、定年退職までにできるだけ元金を少なくしておきたいなどといった人は元金均等返済を選択するのがいいのではないでしょうか。

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