家庭の財政学

返済期間によって利用する金利タイプを変える

住宅ローン選びのポイント

返済期間を10年程度にできる人なら固定期間選択型2年もの、3年ものなどの優遇金利が適用される超低金利ローンがいいのですが、20年、30年、35年と長くせざるを得ない人は、できるだけ固定期間の長いローンを利用するのが原則です。

まず、30年、35年返済などの超長期ローンの人なら、フラット35のように完済までの金利がまったく変わらない全期間固定金利型を選択しましょう。金利は2%前後とやや高くなってしまいますが、完済まで金利が変わらないという安全性には代えられません。この返済期間で超低金利ローンを利用することのリスクは★12でみたとおりです。

これに対して、比較的借入額が少ないなどの理由から返済期間を20年程度にできる人なら、利用する返済期間の半分程度の期間を固定できればいいでしょう。たとえば、固定期間選択型10年ものの優遇金利制度を利用すれば、おおむね1%台半ばの金利で利用できます。全期間固定金利型に比べるとかなり金利が低くなりますし、返済期間の半分を固定にできれば、その期間が終了したときの元金もかなり減っているので、仮にそのときに金利が上がっていても、返済額の増額幅はかなり小さくなります。

このように、自分たちの利用する返済期間に合わせて金利タイプを選ぶようにすることが、より安全で確実なローン選択になります。

© NTT IF Corporation All Rights Reserved.