家庭の財政学

ライフプランは家族の夢をかなえるプラン

ライフプランとは

そしてもう一つ。ライフプランを立てるときに忘れてはならないことは、ライフプランは「家族の夢をかなえるためのプランである」ということ。お金をたくさん持っていれば、それだけで幸せになれるとは限りません。

例えば、お金持ちの人と結婚できれば、収入の少ない彼との結婚を、誰もがあきらめるというわけではないでしょう。

お金というのは夢をかなえるための手段であって、貯めることそのものが目的ではないはずです。貯めたお金の活用法や、お金との上手な付き合い方を知っているからこそ、幸せを実感できるのではないでしょうか。そのためライフプランを立てるときは、お金の上手な使い方についても、ぜひ検討してほしいと思います。ライフプランを立てたときに、資金面では我慢したほうがよさそうな夢であっても、もう少しお金のかからない方法を見つけてみるなど、夢を実現するための方法を再検討することもお勧めします。

またライフプランを立てる場合は、20〜30年後まで続くプランを作成するのが一般的ですが、いままで一度もライフプランを立てたことがない家庭では、★1のように、とりあえず5年程度の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

子どもの入園や就学時期にかかるお金は準備できているか、家族旅行の計画は、いまの資金準備で足りるかなど、表に書き込んでいくと、これから5年間のライフイベントにかかるお金と、現在までの準備状況が一目でわかって便利だと思います。

ライフプランを立てたら、次は現在の家計状況のチェックをしましょう。★2では、子どもが小学生までの家計費の適正割合が「適正%」欄にありますが、その他のライフスタイルの適正割合については「家計のお金考」を参考にしてください。家計費のバランスが悪く、貯蓄がきちんとできていないと、ライフプランを立てても先の計画を実行することができないからです。

★1 当面5年間のライフプラン表をつくってみよう
内容など2014年2015年2016年2017年2018年





夫(義雄)
3536373839
妻(恵美子)
3334353637
長男(翔)
678910
長女(愛)
45678
家族のイベント
(子ども関連)
翔・入学
愛・入園
 愛・入学  
家族のイベント
(その他)
夏・北海道夏・四国夏・ハワイ夏・九州車の買い替え
夏・温泉


夫(手取り年収)500万円510万円520万円530万円540万円
妻(パート収入)    60万円
収入合計500万円510万円520万円530万円600万円


基本生活費180万円180万円180万円180万円180万円
住宅ローン120万円120万円120万円120万円120万円
保険料60万円60万円60万円60万円60万円
ボーナスからの支出翔・入学、愛・入園
合計30万円
 愛・入学
10万円
  
その他の支出
(レジャー関連)
旅行費
合計30万円
旅行費
合計20万円
ハワイ旅費
予算50万円
旅行費
合計30万円
旅行費
合計20万円
その他の支出
(レジャー以外)
クーラー買い替え
10万円
テレビ買い替え
20万円
 パソコン買い替え
30万円
車買い替え
頭金100万円
支出合計430万円400万円450万円420万円480万円
年間収支+70万円+110万円+70万円+110万円+120万円
貯蓄残高220万円330万円400万円510万円630万円
※夫の昇給分は予想額を書き込む
※住宅ローンや保険料がアップする場合はアップする金額をできるだけ書き込む


★2 家計の適正割合チェックシート(小学生以下の子どもがいる家庭の場合)
 費目適正% 理想の
金額 ( A )
実際の
金額 ( B )
実際の%差額( A )-( B )
収入(手取り)100%  100% 



食費 15     
住居費 27     
電気・ガス・水道代7    
通信費 6     
日用雑貨費3    
趣味・娯楽費2    
被服費2    
交際費2    
こづかい10    
子ども費5    
その他3    
保険料 8     
貯蓄10    
支出計100%  100% 

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